カタル素材 河上真琴・藤田有里子二人展
■開催日程
2026年7月11日(土)~19日(日)
11:00~18:00(最終日15:00まで)
河上真琴はチタンや鉄で、藤田有里子は箔や卵殻等で制作しています。
二人が共感する所は
「素材から生み出される創造物は観るものに何かを訴えかけてくる。
時には強く、時には優しく語りかけてくれる。」

河上真琴曰く、
自然に生えてきた、成長してその形になったというような無理のない形が作れたらきれいだなと思っています。
また、ランプや一輪挿しやお香立て、どの作品も愛でて心地よいだけじゃなく、使って生活の中に入ってくるささやかな役割を持たせて作っています。作品が一緒に居て空気が柔らかくなるような存在になっていたら嬉しいです。

藤田有里子曰く
物作りの原点は私にとっては暮らしの中で何かが身体にぶち当たって受け止められる感覚である。
無限に通り過ぎて行く感情や風景がイメージとなり、しばし留まってくれる。
切り取られた感覚と培った技との対話の中で楽しんで、時にはもがいて、たまには遊び心を持っての制作である。絵画にはない工芸の良さを探りつつ自分でしか生み出せないストーリーを描いてみたいものだ。

今展で二つの世界がどのように融合できるのかをお互いが楽しんで共作した「月の繭」も見所です。
二人のポエティックな温かみのある作品群をお楽しみください。
■プロフィール 鍛冶師・河上真琴

1989年生まれ、石川県在住。鉄とチタンと炎を使って作品を作っている。
金沢美術工芸大学製品デザイン専攻卒業後、河上知明(父)に師事し自宅工房にて制作を始める。
やわらかく理にかなった自然物の美しさに敬意を持って、日々の暮らしに溶け込む作品を制作している。
■プロフィール 箔アート作家・藤田有里子

神戸市在住。
デコパージュや箔教室を持つ傍ら独自の技法で箔や卵殻を用いた作家活動を続ける。柔軟な発想力で、作品にストーリーを生み出せるよう心がけ制作している。